ダニは20℃から30℃くらいの温度を好む害虫です。
日本人の文化として畳を使った家屋は多いのですが、ダニが生息する条件を満たしているため、繁殖する機会も多くなります。
また日本は全国的に湿度が高いため、湿度60%という環境を好むダニには好条件です。
そこで繁殖を防ぐためには、畳の天日干しが推奨されています。
天気の良い日に畳をしっかり乾燥させることで、ダニの繁殖を抑えることが可能です。
さらに、普段から畳の部屋の風通しを良くしておくことも必要となります。
ただし畳は長時間直射日光に当てると傷みますので、注意すべきです。
その他、ダニの死骸を掃除機で十分吸い取ることを怠ると、死骸をハウスダストと共に吸い込み、喘息などの原因となります。