ダニは温度と湿度そして栄養源さえあれば、一気に発生して繁殖します。
具体的には温度で約25度前後、湿度では約70%前後。
また栄養源は人間の皮脂や垢、あるいは髪の毛やフケ、さらに食べ物のカスなどが挙げられます。
家の中でこのような繁殖スポットの典型といえば、ソファや絨毯の他、冬場の布団や毛布など。
このような場所は繊維が複雑に密集しているので、湿度がこもりやすいだけでなく、隠れやすい点でも、ダニにとっては快適な環境と言えます。
したがってダニ対策としては、まず湿気を飛ばすことが大事なポイントになります。
天日干しで50℃以上の太陽光を、少なくとも30分以上は当てる必要があります。
さらにダニ対策ではその栄養源である布団やソファに付着した汚れやカス、そして生きているダニもしくはその死骸なども、掃除機でしっかり除去することが求められます。
特にカギ爪を持っている生きたダニはしぶといので、ゆっくり撫でるように掃除機を当てるのがコツです。