PM2.5の発生源は主にアジア諸国の工場や自動車から排出された物質で、粒子が細かく軽量であることから近年になって遥か彼方から海を越えて日本国内にも飛来します。
PM2.5に関する規制が緩いのに加えて経済発展も相まって、年々飛来する量が増加する傾向にあります。
そんなPM2.5は呼吸から吸引してしまうと肺の奥まで入り込むことから、喘息児には大きな影響を与えます。
その途中で当然鼻腔や喉、気管支にもPM2.5が付着することで炎症を起こし、咳や鼻水を引き起こします。
それでなくても辛い症状のある喘息は、さらに症状が悪化することが考えられます。
今のところPM2.5の問題を根本的に解決する方法は無く、ニュースなどで飛来情報を知ったらマスクを着用したり、外出そのものを控えるしかありません。
